マクロ撮影を楽しもう。上手にマクロ撮影をするためのヒントを探す。

マクロ撮影を楽しもう。上手にマクロ撮影をするためのヒントを探す。
2018年6月9日

マクロ撮影なんて、それこそマクロレンズ使って近づいて撮ればそれっぽい写真が撮れるんじゃないの?なんて思ってましたが、これまた思っていた以上に奥が深そうです。とりあえずの結論から言うと、今この段階では思っているような写真は撮れないでいます。当たり前か、笑。

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マクロ撮影とは?

マクロ撮影とは普通のレンズでは到底写せないような小さな世界を、マクロレンズという特殊なレンズを使い、ファインダーいっぱいに大きく撮影する方法のことをいいます。花や水滴などに代表されがちなマクロ撮影ですが、その世界の扉をノックすると、そこには非常に魅力的な世界が広がっていますよ。

ワタシが保有しているマクロレンズは「TAMRON AF 90mm 1:2.8 MACRO SP Di」です。買ったときはそこそこの値段したんですが、このモデル、今では格安ですね。

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また、このレンズはマクロ撮影だけではなく、その解像力から通常の90mmレンズとしても非常に気に入っているレンズです。

  • Nikon D300/TAMRON AF 90mm 1:2.8 MACRO SP Di
  • 90mm/f5.6/ISO 200/1/320秒

割ときっちり細部まで表現してくれてます。個人的にDXフォーマットとの距離的な意味での相性は悪くなかったと思っています。ただこのレンズの難点をあげるとすれば、ピント合わせ駆動が遅いというところでしょうか。このピント合わせの遅さは、新しいモデルでは改善されてたりするんでしょうかね?

ちなみに、このレンズの後継機でTAMRONの90mmの現行マクロレンズといえば、手ぶれ補正機能までついた優秀なこいつ。

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実際にこの手ブレ補正機能というのは、使ってみたら手放せなくなるんですよね。それだけでも買い換える価値があるなぁと思ってしまいますが、いかんせん欲しいレンズが多すぎでして。。。ちょっと後回しになってます。これからガッツリとマクロ撮影を楽しもうってんだから、買っちゃってもいい気もしてるんですけどね。

さて、少し脱線しましたが、今度はそのマクロレンズの焦点距離などによる種類を見ていきたいと思います。

被写体によって考える、マクロレンズの焦点距離

マクロレンズにも様々な焦点距離があります。結局、マクロレンズは近寄れるレンズではなく大きく写せるレンズなので、その焦点距離で同じサイズのものを撮影するにしても、写り込む範囲や背景のボケ方などが変わってきます。自分の用途に合わせ、お気に入りの一本を見つけましょう。

標準マクロ:50〜60mm

焦点距離の短いマクロレンズは、被写体に近づいて撮影することが多い場合に便利で、アクセサリーや時計などの小物の撮影に適しています。また、画角が広く被写界深度が深いので、ネイルなどの表現物として寄って撮りたいけど全体的にきちんと見せたいというような意図の時などは良いと思います。サイズ的にもコンパクトで使い勝手が良いのも魅力ですね。

中望遠マクロ:90〜105mm

一般的にマクロレンズと言えばこの焦点距離を思い浮かべる方も多い、標準的なもの。等倍で撮影する際にはボケ味も色も、非常に綺麗にまとまります。花などの撮影にはこの焦点距離がかなりオススメですね。ワタシもこの範囲のものを使っています。

望遠マクロ:150〜200mm

焦点距離の長いマクロレンズは、被写界深度も浅く、ボケ足が強目に出るようになります。切り取る範囲も狭めになるので、背景などは整理しやすく、シンプルに表現するのには向いてるかも。あとなかなか近寄れない昆虫などの撮影には、この望遠マクロが適しています。ただ、ブレやすくなるので三脚必須になっちゃいますね。

ワーキングディスタンスと最短撮影距離

ワーキングディスタンス、耳慣れない言葉ですが、カメラのレンズ面から撮影対象までの距離の事をいいます。逆にカタログなどでも目にする機会の多い最短撮影距離とは、こちらはカメラのイメージセンサーから撮影対象までの距離の事をいいます。ちなみに、カメラのイメージセンサーってどこだよ?って思われる方もいるかもしれませんが、実はボディに印がついているので、ひと目でその位置がわかりますよ。

ちなみに、ワタシがこの印の意味を知ったのはつい最近です、笑。

ワタシが使用しているTAMRON AF 90mm 1:2.8 MACRO SP Diは、カタログで見る限り最短撮影距離は「0.29m」となってますので、

このくらいの距離であれば撮影可能ということになります。思ったより寄れないんだなって思いませんか?個人的にももっと接写ができるイメージだったんですよね、マクロレンズって。もっと近くで撮影したいなぁ、なんて思っていますと、

さらに近くまで寄って撮影するために

カメラとレンズの間に挟み込んで、物理的にイメージセンサーとレンズまでの距離をかさ増しする「エクステンションチューブ」なるアイテムが存在を知ります。

単純にレンズが前に出るので、ピントが手前に合います。ちなみにレンズを選ばないので、極端な話持っている全てのレンズがマクロレンズになります。うん便利、笑。普通の人なら、これ買っちゃえばマクロレンズなんていらないよね、って思っちゃいますよね。ただ、物理的にレンズを前に出しているので、近くのものしか撮影できなくなってしまったり、画質が劣化したりと、いい面ばかりでもありません。お手軽にマクロ撮影やりたい人向けなのかな。ワタシはマクロレンズに付けて更に寄りたかったんですが、思ったようなイメージの写真に仕上がらず、ひとまず保留にしてます。

ちなみに、結構良いお値段のものもありましたが、まずまず物は試し的な考え方で、ワタシはお安いやつを購入しました。ワタシが買ったものは在庫切れのようなので、少しお値段は高くなりますが、ニコンマウントで割と安価なものを貼っておきます。キャノンマウントならものすごく安いものもあるんですけどね。。

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最後に

マクロ撮影をすると、これまで自分の目で見ていたのとは全く違う世界観を知ることができます。幻想的なその世界をもっともっと覗いて、素敵な一枚が撮れると良いなと思っています。

  • Nikon D300/TAMRON AF 90mm 1:2.8 MACRO SP Di
  • 90mm/f5.6/ISO 200/1/250秒

光と影を意識しながら、自分だけの世界を見つけられるといいですよね。まだまだ思ったように撮れないでいますが、これからもどんどんいろいろな被写体を狙って行きたいと思います。

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