いい天気だ、散策したい。それだけの思いで行ってきました根津神社。
以前クリップしてた特設サイトはなくなってますが、今更ながらの史上最安の絶景ツアー。今回はその中から根津神社をピックアップしました。乗り換えるのが面倒なので、目黒から南北線の「東大前駅」で下車し、そのまま徒歩で根津神社を目指すというルート。予定としては、その後谷中界隈を抜け日暮里から電車で戻る流れ。あくまで仕事合間のサラッとした内容として、です、笑。
初夏の雰囲気ただよう根津神社
- Nikon D810/TAMRON SP70-200mm F2.8 Di VC USD
- 70mm/f3.2/ISO 200/1/500秒
東京メトロ南北線、東大前駅から5分ほど歩けば根津神社に着きます。梅雨明け発表はまだまだ先なんでしょうが、すでに初夏の匂いがする今日の谷根千。汗は大量に出ますが心地よい日差しです。
- Nikon D810/Nikon AF-S NIKKOR 14-24mm f/2.8G ED
- 14mm/f8/ISO 200/1/320s
陽の光が強く、どうしてもコントラストが強目になってしまい、広角では表現が難しいくなります。でも、雰囲気は十分。個人的には好きな感じです。
- Nikon D810/Nikon AF-S NIKKOR 14-24mm f/2.8G ED
- 24mm/f8/ISO 200/1/200s
今回は広角でもいろいろ撮ってみましたが、実際このNikon AF-S NIKKOR 14-24mm f/2.8G EDというレンズ、かなり難しいです。被写体に真っ直ぐに向き合っているつもりでも、少しのズレが驚くほど反映されます。むむむ、ちょっと真面目にちゃんと撮れるようになれないとです、ホント。この写真も結構シビアにとってるつもりだったんですが、撮って出しでは無理でしたね。
- Nikon D810/Nikon AF-S NIKKOR 14-24mm f/2.8G ED
- 14mm/f8/ISO 200/1/400s
こちらは同位置で広角よりのもの。こちらも真っ直ぐに向き合って撮ったつもりだったのですが、若干目線より上方を向いて撮影していたようです。分かりやすく比較できるようにしてみました。本当にちょっとしたことですが、撮影したものを見ると愕然としますね。この辺りを撮影しながら気が付け調整ができるようにならないとです。
- Nikon D810/Nikon AF-S NIKKOR 14-24mm f/2.8G ED
- 14mm/f8/ISO 200/1/500s
近景に被写体になるものがある場合は、レンズの凸歪も結構気になります。写真の迫力と解釈してそのままってのも手ですが、建築物のような物が被写体の場合はやはり気になりますよね。ただ、これだと足元が逆に凹歪っぽくなっちゃいましたが、全体を通してこのくらいの方がスマートに見えるように思います。
- Nikon D810/TAMRON SP70-200mm F2.8 Di VC USD
- 70mm/f3.2/ISO 200/1/1600秒
広角と望遠とでアプローチが違うのは当然ですが、全体を広く見せようとするよりは切り取る方が自分向きな気がしてます。こういった建物だとかであればまだ分かりやすいんですが、風景などに向き合うと、写りすぎる被写体をどう整理していいかが分からなくなります。こうやってズバッと切り取った方が、何を伝えたいのか表現しやすいんですよね。当たり前か、笑。
- Nikon D810/TAMRON SP70-200mm F2.8 Di VC USD
- 92mm/f5.6/ISO 200/1/100秒
東京メトロの特設サイトでも使われていた、乙女稲荷へつながる千本鳥居。一応、今回の本命です、笑。絞り込まずそのまま撮影し、現像も少し荒々しい感じですね。こうしてみると、特設サイトで使用されている写真は非常にお洒落だなぁ、と。こうして比較してみながら、どうやったらこんな風に撮れるのか考えるのも非常に勉強になりますよね。レタッチはしてるんでしょうけど、それ以外の被写体に向き合うアプローチは参考にしてみたいと思います。でも、この場所で三脚立てたら迷惑だろうな、笑。
- Nikon D810/Nikon AF-S NIKKOR 14-24mm f/2.8G ED
- 23mm/f3.5/ISO 200/1/100s
せっかくなんで広角でも一枚。うーん、はやり広角は難しい。。
谷中界隈を歩く
- Nikon D810/TAMRON SP70-200mm F2.8 Di VC USD
- 70mm/f3.2/ISO 200/1/1250秒
「谷根千」と呼ばれるこのエリアは、山手線の内側にありながら太平洋戦争の戦火を逃れ、また、戦後も大規模な再開発を免れたため、今も昔の町並みが残っています。歩いてみると分かりますが、普通に歩いているだけでも雰囲気が違います。
- Nikon D810/TAMRON SP70-200mm F2.8 Di VC USD
- 70mm/f3.2/ISO 200/1/3200秒
谷中は特に方角決めなくても、路地ごとにどちらに行くか決めながら歩いても十分面白いです。それぞれに雰囲気がありますし、同じ道に出たとしても、また違う道を探せば良いわけで。短い裏道のようなところも多くありますが、私道で入れないところもあったりするので注意も必要ですけどね。ちなみに、以前は(私道と知らず)入れていた場所があったのですが、今回見てみると看板がかかっていて入れなくなってました。残念、というか大変失礼しました。
谷中のシンボル、ヒマラヤ杉
- Nikon D810/Nikon AF-S NIKKOR 14-24mm f/2.8G ED
- 14mm/f8/ISO 200/1/400s
いやぁ大きい。これで樹齢100年に満たないというのだから驚きです、すごい。スケール感がいまいち分かりづらいと思いますので、大きさが比較できるものも。こちらです。
- Nikon D810/TAMRON SP70-200mm F2.8 Di VC USD
- 70mm/f5.6/ISO 200/1/160秒
海外から観光でこられている(であろう)方もチラホラ。にしても、本当に大きい。こうして見ると、町中に生えていていいレベルではない気もしますね。そう言えばこのヒマラヤ杉、再開発での伐採という危機に面しているようで、2015年の段階で3年ほど反対の署名活動を行っているとか。現在も署名やポスター掲示の協力を呼びかけています。
ヒマラヤ杉と寺町谷中の暮らしと文化、町並み風情を守る会:ご協力のお願い
その他の、ぷらっと谷中
- Nikon D810/TAMRON SP70-200mm F2.8 Di VC USD
- 200mm/f5.6/ISO 200/1/500秒
ショップも坂も、出逢うと楽しくなります。
- Nikon D810/TAMRON SP70-200mm F2.8 Di VC USD
- 70mm/f3.2/ISO 200/1/1000秒
雰囲気もよくて、ただの街歩きなんですが楽しいですよね。日差しもいい感じですし、できればもっとぐるぐる回りながらいろいろ撮りたいんですけど、今日はね、時間がね、とか言いながら、笑。
こんなのに出会えるのも、下町ならでは。昔はワタシの家の前の道路も大きなキャンバスだったな、なんてそんなことも思い出しました。
谷中から日暮里へ
- Nikon D810/TAMRON SP70-200mm F2.8 Di VC USD
- 165mm/f3.2/ISO 200/1/1000秒
そのまま谷中霊園方面に抜けて日暮里へ。平日の昼下がり、少しの気まま散策もココまでです。いやぁ楽しかったな。もっと暑くなったらまたこよう。
- Nikon D810/TAMRON SP70-200mm F2.8 Di VC USD
- 70mm/f3.2/ISO 200/1/640秒
最後に
何となくずっと行きたいなと思っていた根津、谷中。ようやく機会を作れた今回は10年ぶりとかになるのかな。実際、サラッとこれるので、また気軽に立ち寄りたいです。
今回のメインは根津神社だったので、そういった意味では大変満足な時間でした。次回はいろいろ食べ歩きながら、写真以外も楽しめたらもっと楽しそうだな、なんて。ひとりでは限界ありますけど、それでも写真もそれ以外も、楽しんでいければなって思ってます。