久々の夏の帰省。今回は少し時間も取れたので、いろいろと撮影してきました。
まずは近いところで自宅近くにあるお寺、太山寺。
昔から地獄絵図が飾ってあると聞かされ、子供心に恐ろしいお寺だと思ってました。
実際に本堂まで行ったのは35年ぶりとかそんな感じだと思います、笑。
愛媛県 龍雲山 護持院 第52番札所 太山寺
お遍路さんが行き交う四国八十八ヶ所巡り。その52番札所である太山寺は、愛媛県松山市にある真言宗智山派の寺院です。
実家からは車で15分くらいの距離。昔から近くまでは再々行くこともありましたが、寺院を訪れるのは恐らく2度目とかじゃないでしょうか。はじめに書きましたが、とにかく怖いお寺として心に刷り込まれていて、あまり行くこともなかったですね。
本堂は国宝であり、鎌倉時代に建立されたものだそうです。
今回の水害で鬱蒼とした木々が喪失
2018年7月に甚大な被害をもたらした中四国地方の水害により、かなりの土砂と木々が地すべりを起こし喪失していました。
本来であれば、そういった所も写真に撮っておけばよかったのですが、何となくカメラを向けることなく、いい景色を探して登り続けてしまいましたね。
通常であればもう少し上まで車で登ることができるのですが、現在は土砂崩れの影響で、一番下の駐車場しか利用できないようになっているようでした。この写真はその駐車場から登り初めてすぐの場所。ここから徒歩で本堂を目指すことになります。
この先も本来であれば木々が生い茂る、非常にパワースポット的なところだったのですが、場所によっては左側の森林が地面ごと大きく崩れ落ちていて、景観は大きく変わってしまっているようでした。
本堂へ続く石段
参道を登りきると、荘厳な景色が目に飛び込んできました。
- Nikon D810/TAMRON SP70-200mm F2.8 Di VC USD
- 155mm/f2.8/ISO 200/1/50s
ただこれ、正面は本堂ではないんですよね。
本堂はこの右手にある石階段を登った先になります。
- Nikon D810/TAMRON SP70-200mm F2.8 Di VC USD
- 70mm/f4.0/ISO 200/1/40s
かなり急な石階段、息も切れれば汗も流れます。ただ、周辺の空気感もいいですし、気分いいですね。
- Nikon D810/TAMRON SP70-200mm F2.8 Di VC USD
- 70mm/f4.0/ISO 200/1/3200s
太山寺って、久しぶりに来ましたが、こんな素敵な寺院だったんですね。
もっと早く来ればよかったなと、そんな風に思いました。
今回は表面的な部分の切り取りでしたが、木漏れ日に心癒されましたね。
最後に
ちょっとした事情で時間がほとんどなかったので、ゆっくりと本堂などを見て回れなかったのが残念でしたが、とりあえずの雰囲気を掴むことができたので割と満足しました。
本当に汗だくになりましたが、いい景色に出会えました。
また季節を変えて来てみたい場所ですね、太山寺。