突如東京タワーが撮りたくなり、初となる芝公園4号地を訪れることに

何となく東京タワーを撮る機会が作れていなかったので、そう言えば割と近場だし自転車で行ってみよう！ということで、先週の打ち合わせ終わりでサラッと寄ってみようと思い立ちました。そうそう、曇り空の日の東京タワー撮影というのに興味があったことも、この日決行に至った理由のひとつ。

これまでもいろいろなポイントから撮影アプローチしてみてた東京タワーですが、そう言えば何故か芝公園4号地という撮影名所にたどり着いていなかったことを思い出し、この日の撮影場所の目的地としました。

ということで、今回はそんな芝公園4号地から東京タワー撮ってみたよってお話。

芝公園4号地

ドラマなどでもよく使われる、東京タワーに向かって続く歩道にベンチとか木々とかがあるよって構図。街灯が対象に設置されていて、ドンと東京タワーを見通せる素敵な景色となってます。

都営三田線の御成門駅のA6出口を出ると、その隣から公園にアプローチできます。

一本道の始点になる場所に大きな木が1本立っていて、その付近から撮影するとトップアイキャッチの絵面のようになります。こんな感じの東京タワー、何となく見たことあるよって人も多いんじゃないでしょうか。

芝公園4号地は、その東京タワーに見せられるため、どうしても入り口から東京タワーよりに目が行きがちですが、実は入口側の景観も悪くないんです。

先ほどお話した、一本道の始点になる場所に立っている大きな木。遊具やベンチ、また園外の建物感も出て、何となく日本ぽくない感じの写真に見えなくもない、笑。
個人的には悪くないかもと思った一枚でした。

東京タワー外してもこんな感じに。
ただまぁこの日は、水害防災訓練かなんかのイベント準備がされていたようで、張られていた白のテントで雰囲気台無しですけどね。。。まぁ仕方ないです。

そんな芝公園4号地から東京タワーを狙う構図であれば、当然広角レンズがオススメ。
なんですが、そんなに広く立派なものがなくても大丈夫です。

これは広角側14mmで撮影したものですが、東京タワーが結構小さくなってしまいますね。手前に主題となる被写体などを置く場合は良いサイズ感かもしれませんが、東京タワーをメインに撮影するのであればちょっと物足りない感じがしますよね。

こちらは24mmで撮影したもの。先ほどよりは少し前で撮影しましたが、このくらいの見え方のほうが写真として成立しやすそうです。
ちなみに、これらの画角はフルサイズ機で撮影したものとなります。

この写真は35mmで撮影したものです。
DXフォーマットでも24mmでこのくらいの見え方になります。
そう考えると、レンズキットなどで購入したレンズしか持っていない状態でも、十分に撮影できるポイントになりますね。

さてこの日の撮影、もっと東京タワーがボケてくれれば、更にイメージショット寄りな仕上がりにする予定でしたが、持ってるf2の35mmではこのくらいが限界で断念。
ただ、画角的にはお気に入りの感じなので、このレンズで何枚か撮影してみました。

時間的には19時頃ということもあり、そこそこの人通りがあります。また、街灯や東京タワーも点灯しているとはいえ辺りもそれほど暗くもないので、NDフィルターを使って撮影している人たちを被写体として副題的に残し、それ以外の通行の方を長時間露光により消してしまう方法での撮影としました。

東京タワーを撮影している人は結構います。みんな構図を決めながら何枚もシャッターを切っているのか、結構動かずじっとしているので、こちらとしても助かりました。いい感じに写り込んでくださってます。

これはその他の通行人も残像が少し残ってしまったもの。
ゆっくり歩いている人だと、もっと光の入を抑えないと消えきらない感じですね。

これはインスタにもアップしたやつです。この日撮った中ではお気に入りの一枚。

せっかくなので、増上寺からの東京タワーも撮っておきたいと訪れてみました。
おまけなんて言うと怒られそうですけど、笑。

以前から東京タワーのライトアップっていい感じに撮れなくて、もっと人の作例を見たり、カメラの設定を調整したりしないとまずいなと思っていたり。この日もそんな思いのままだったので、残念ながらあまりいい感じにはなってませんよね、うん。この件は次回以降の課題だなと思ってます。

でも、この増上寺と東京タワーでちゃんとフレーミングしたのは初めてだったので、これはこれで良かったと思っています。
次は天気のいい日に、もっといい感じに撮れるように、勉強しときます。

ということで、急遽訪れ撮影となった芝公園4号地での東京タワー。
ようやく行けたって感じでした。どうして辿り着かなかったんだろう？笑

自転車でもサラッとこれますが、ここであれば次回以降は電車で良さそうだなと。
他のポイントもいろいろと調べて歩いてぐるりと回りたいですよね。

まだまだ他にもあるであろう東京タワー撮影スポット。
これからもどんどん回って行きたいと思います。