牛代の水目桜/静岡ならではの茶畑と一本桜が作り出す風景に感動

牛代の水目桜/静岡ならではの茶畑と一本桜が作り出す風景に感動

春になる度に撮りたいなと思う桜がいくつかあります。
そのうちのひとつ、静岡県島田市川根町にある一本桜。
周囲を茶畑に囲まれた中に美しく咲き誇るその桜に魅了され、いつか撮影に訪れたいなと思っていました。
その名を、牛代の水目桜(うしんしろのみずめざくら)と言います。

2020年は新型コロナウイルスの影響で、桜の撮影はこの一箇所のみとなりました。
外出自粛要請の発令がもう数日早ければ、この場所にすら行くことができなかったでしょう。

そういう意味では残念な年ではありましたが、少なくともこの場所に行くことができてよかったです。

ということで今回は、牛代の水目桜を撮影するため静岡県まで行ってみてよってお話。

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茶畑の中の一本桜は、静岡ならではの絶景

周囲を緑に囲まれた中の一本桜、実に美しい景色でした。

太陽の光が差し込むまで

既にカメラマンさんも多数いらっしゃり、撮影できる場所は割と限られてました。
その中でも良いかなと思う場所に三脚を据え、太陽の光が差す前から撮ってみてました。

  • Nikon D810/Nikon AI AF Nikkor 35mm f/2D
  • 35mm/f6.3/ISO 100/1/80s

大量に咲き誇る桜にも心揺さぶられますが、それとは全く違う感動がここにあります。

太陽が登る側に山があるため、周囲が明るくなってきても太陽の光が差し込みません。
夜明け後、陽の光が差し込むまでは、こういった静けさが見える写真が撮れます。

太陽の光が差し込みはじめて

陽の光が差し込み始めると、桜の表情が一変します。

薄っすらとピンクに染まる桜。
なんとも美しい。

  • Nikon D810/TAMRON SP70-200mm F2.8 Di VC USD
  • 70mm/f8.0/ISO 200/1/100s

いや、本当にこういった撮影の時に思います、28-70mmが欲しいと。。。
50mm前後で撮影してみたかったですね。

アクセスに関して

今回も初めて訪れる場所でしたが、そのまま「牛代の水目桜」とGoogleマップで検索をかけ、ポイントをプロットして、そのままナビ通りに進みました。

静岡県島田市川根町、牛代の水目桜

途中で立て看板などでの案内もありましたので、迷うことなく到着できると思います。

目黒からだと高速を使わず約220km、夜中だと5時間かからないくらいの距離でした。
ただ、神奈川県足柄辺りから静岡県富士辺りまでは、春先であっても夜間走行は注意が必要です。

当然ながらこの日もバイク移動だったのですが、山道で外灯が少ない上に路面凍結注意の案内。
寒さでシールドも曇りっぱなしで、非常に怖い思いをしました。
正直、もうあまり体験はしたくないですね。

駐車場/駐輪場

専用の駐車場などは確認することができませんでしたが、近隣住民の方々のご協力により、桜のシーズン中は道路沿いに整列して駐車させていただけるようです。
(カラーコーンなどで目印を置いてくださってます)

周辺環境

近くにトイレなどはないので、到着までにすませておきましょう。
また、コンビニなども確認できませんでしたので、必要なものは事前に。

一本桜を綺麗に撮影できる撮影ポイントは桜の向かい側にある山の中腹。
この場所は私有地のようで、こちらも近隣住民の方がご厚意で開放してくださってます。
当然ですがマナーを守りゴミなどは必ず持ち帰るようにしましょう。
使用ができなくなったら大変ですからね。

最後に

今回、ワタシが到着したのは6時少し前。
本来であれば、皆さん午前1時頃から三脚などで場所を確保しつつ、車の中で仮眠をとりながら夜明けを待つという状況のようです。
今年は来訪者が少なかったから、たまたま撮影できたのかもしれませんね。
バイクのワタシは。。。次回があるとすれば、寝袋でも持参しようかな。

想像以上に素晴らしい景色だった、牛代の水目桜。
来年以降も機会を作って、また訪れてみたいと思います。

おまけの桜写真があったのですが、それはまた別のエントリーで!

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