五反田、そう、五反田。
この五反田という地には、ワタシが高校だった頃、そう、バンドとプロレスに明け暮れてたそんな頃、UWFに憧れてプロレスごっこが加熱し、レガースやキックミットが欲しくなり、週刊プロレスの巻末広告にあった某通販会社でいろいろ買っていたという、そんな思い出から始まる話が存在する。
当時、修学旅行先であった東京、訪れた際には必ず五反田のそのショップへ行こうと仲間内で決めていた。
愛媛の田舎者であるワタシや仲間、友人たちにとって大都会大東京は非常に魅力的な街だった。
あるものは先ずは原宿だ、聖飢魔IIのショップだ、ねるとんハウスだと。またあるものは御茶ノ水でギターを買ってやるぜと。そんな中、我らプロレスごっこ仲間たちは、宿泊先であった池袋から山手線に揺られ、五反田の地へ向かったのである。
憧れの大東京で五反田。いつも宛名として書いていた住所を頼りに、某通販会社を目指す。
辿り着いたマンションの某号、一室がショップになっており、覆面やレガースなどがあったようななかったような。そのショップ内のイメージだけが、どういうわけだか思い出せないでいる。
床に座して「これが鶴田さんのラリサポの型紙だよ」、「おおぉぉ」とまぁ、こんなやりとりがあったことだけは覚えてる。
と、そんな思い出話のある五反田なんだけど、上京してからは、あまり行く機会も作れず、案外知らないままのエリアだったりしています。
近くに住んでるのにね。
何度か飲みに来たくらいかな、街の構造もよくわかってません。
どう繁華街が広がってるかとか、駅出て走ってる道路の方向感覚とか、もうね、全く分からない状況なんですよね。
枕が長くなりましたが今回はそんな五反田の街を撮り歩いてきました。
さて、五反田で何を撮るか
目黒からひと駅の五反田、実際には歩いてくることもできる距離だったりします。
でも全く土地勘もなく・・・と、先程書いたとおりです。
- Nikon D810/TAMRON SP70-200mm F2.8 Di VC USD
- 70mm/f2.8/ISO 200/1/60s
改札を抜けて右側、西口側からの一枚。これはInstagramでもアップした一枚です。
こちら側には、何かの折に立ち寄る立ちうどん屋さんや、立ち寿司屋さんなんかがあります。
- Nikon D810/TAMRON SP70-200mm F2.8 Di VC USD
- 70mm/f2.8/ISO 200/1/400s
何気なく撮った一枚だったんですが、こうしてみると構造物が入り組んでいて、きちんとポジショニングすれば良い一枚が撮れそうな気がします。
これはぜひ覚えておかなきゃですが、再訪した際には絶対忘れてそうですよね。
更には、もう少しハイポジションで撮りたい感じです。
- Nikon D810/TAMRON SP70-200mm F2.8 Di VC USD
- 155mm/f2.8/ISO 200/1/100s
振り返って1号線側の交差点です。
何気ない雑踏ですが、案外こういった景色は姿を消しつつあります。
ネオ東京化が進み、どの駅前も近代的なビルが多く建つようになりましたからね。
五反田もオフィスビルが多く立ち並んでいますが、駅前は意外と一昔前の雰囲気が残っていたりします。
ただ、再開発の波は止められないですね。
昔ながらの商業ビルも、いよいよ建て替え、なんて話も聞いていたりします。
昔と今と、融合する空気感
そういう意味でいうと、五反田は新しいものがいい雰囲気を残しながら融合してる気がします。
- Nikon D810/TAMRON SP70-200mm F2.8 Di VC USD
- 100mm/f2.8/ISO 200/1/50s
池上線の高架下に作られた施設ですが、なかなかいい空気感ですよね。
何店舗か軒を連ねていました。
おっさん連中が集まる場所ではないですが、こうした若者受けするようなものも、こうして昔ながらの街に溶け込んでいるって、なんか良いですよね。
- Nikon D810/TAMRON SP70-200mm F2.8 Di VC USD
- 70mm/f2.8/ISO 200/1/50s
こちらの一枚は1号線を挟んで反対側にある、繁華街に並ぶ店舗さんです。
こうした小さな店舗も幾つか軒を並べ、街の景観を作り出してます。
古いものだけではなくて、こうした雰囲気もいいですよね。
思わず撮っちゃいました。
その他もぶらり、と
ただただ街歩きなので、そんな雰囲気のものも何枚か。
- Nikon D810/TAMRON SP70-200mm F2.8 Di VC USD
- 200mm/f2.8/ISO 200/1/50s
パーキングエリア横の細い歩道。
こういったの、とりあえず撮っとけってなっちゃいますよね。
何がいいのかよく分からないまま撮って載せる。
ちょっと反省材料的なものになっちゃいますか、笑。
- Nikon D810/TAMRON SP70-200mm F2.8 Di VC USD
- 200mm/f2.8/ISO 200/1/400s
こうした住宅街的な雰囲気も、駅近くで見られます。
案外、こういうコンパクトさって珍しいんじゃないでしょうか。
備忘録的になりますが、この写真は再現像しました。
当時、といっても数ヶ月前ですが、その時に現像したものよりは、今回のこちらの現像方法の方が良いかなということで差し替えました。
差分が分かるようにしようかとも思ったのですが、んー、やっぱこっちだけで。
- Nikon D810/TAMRON SP70-200mm F2.8 Di VC USD
- 200mm/f2.8/ISO 200/1/40s
うん、潔し。思わず撮っちゃいますよね、こんなの。
今度食べに行きます。(誰とだとか言わないように)
最後に
思い出の五反田。
その思い出のショップは、延々と線路沿いを歩いていったような気がするんですけど、全くどこら辺りだったかも分からず仕舞でした。
実家には当時の週プロとかあるのかな。一回ボヤが出ちゃった時に、全部処分したんだっけな。
そういう意味では、自分の昔の写真とかも、全く発見できなかったもんな。
20代の頃の自分の写真とか、恥ずかしいけど持ってたい、そんな歳になったなとは思います。
さて、そんな五反田ですが、いかがでしたでしょうか。
なかなか広く、とは言えないですが、駅周辺はぶらぶらしたかな、と思います。
また機会を作って歩きにはいきたいな。
さぁ次は大崎ですね。何があるかな。